オーバーユース(使い過ぎ症候群)は間違い?

 全スポーツ障害の80%は負傷の瞬間が特定できない損傷です。

接骨院等においてこれらの損傷に対し、オーバーユースと説明されることが多いと思いますが、これには大きな矛盾があります。同じ部活、同じクラブで同じようにスポーツをしていても損傷を起こす人と起こさない人がいるからです。プロの選手を見ても頻繁に故障する人と全然故障しない人に分かれます。原因がはっきりしている人は仕方ありません。原因がはっきりしない人はなぜ障害を起こすのでしょうか?

 負傷の瞬間を特定できないスポーツ障害を起こす者のほとんどに浮指や外反母趾、偏平足などがあります。

 足裏の異常は免震機能を著しく低下させ、時間経過とともに過労性となる地面からの過剰な衝撃波とねじれ波が反復性の介達外力になって、その有害性を増していきます。この現象は地震の縦揺れと横揺れで家が壊れることに相当します。建築用語では、縦揺れで座屈現象、横揺れは倒壊します。

 これらの破壊エネルギーがスポーツなどの環境学的な条件の中で何度も繰り返され、構造学的にひずみの大きいところから破壊していく。これが負傷の瞬間が特定できないスポーツ損傷の最大原因です。私たち治療家やスポーツ指導者は

 

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原因不明な痛みや外反母趾等には、全身のバランスをとるために「カサハラ式フットケア整体」を取り入れています。

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